「離婚」を知った息子

先日 某アニメの「パパとママが離婚しちゃうよぅ😭」というセリフから「リコンって何？」と長男。

私）「離婚？そうねぇ。“結婚やーめた！”って、パパとママが別々に暮らすことかな。」

息子）「え！！！結婚ってやめられると⁉️」

私）「イヤだったらやめることも出来るんだよ。」

息子）「そうだったんだー！！」

↑↑なぜか納得(笑)

そして その晩の布団で…

息子）「ママァ もうさ、パパと離婚して」

私）「（心で爆笑しながら）何で？しないよ離婚。お願いされてするものじゃないからねぇ。」

息子）「だってさ、パパすぐ怒るけん。嘘つくけん。一緒に暮らしたくない。」

私）「（パパ大好きなくせによく言うわと笑いを堪えながら）そうなの？離婚したらパパと暮らせないし会えないよ。」

息子）「いいっちゃ！俺はママと暮らす！」

私）「まぁ、仮に離婚したらねー。ママは子供たち育てなくちゃいけないから、パパくらい働くことになるのね。長男君が考えてる以上に生活は大変になるよ。朝から晩まで“お預かり”だし、お寿司食べたいって言っても連れていってあげられないと思う。」

息子）「え？そしたら○○と△△（次男と三男）はパパが育てて、みっちゃんは俺一人育てればいいやん！」

↑↑出た、自分がよければそれでいい！

私）「今のところ 日本の法律は小さい子はママが育てて、大きい子はパパでもいいってなってるから、長男君がパパで○○と△△がママが育てる事になるんじゃないかなぁ。」

息子）「…そしたらさ、みっちゃんが働いてる男の人とまた結婚したらいいやん！そしたらみっちゃんが働かなくていいやん！」

↑↑おぉー！鋭いっ！！

私）「残念だけど、それは出来ないわ。ママはパパが好で結婚したんだもん。パパと一緒だから子供たちを育てようって思えるんだもん。パパじゃない男の人の事は信じられないもん。だから、離婚したら結婚しないよ。離婚もしないよ。」

息子）「えぇー、離婚してほしいぃ～」…って寝ていきました(笑)

会話はかなり省略形ですが、離婚してほしいという息子は(笑)あの手この手で離婚を薦めてくる(笑)

私は結婚は簡単に出来ることじゃない事をその都度説明する。

でも、こういう、笑っちゃう疑問も性教育だと思うんです。

結婚というシステムがある。

離婚というシステムがある。

システム的には簡単。

男の人が働いてれば子供は育てられるのか。

結婚してれば万事オッケーなのか。

そこには愛情や信頼が必要であるという事はどう伝わっていくのか。

この会話も彼の心の中に“性教育”の種を撒けたことを願って…(笑)

その後 離婚のススメ はありません(笑)