生まれてきてくれてありがとう②
先日のPTA主催の講演会。
「生まれてきてくれてありがとう」
講師の先生は福岡県警察本部で、日々「非行少年」と本気で向き合っている福祉士さん。
先日「子供の心の充電器はお母さんにつながっている」という話をしました。
じゃあ、お父さんは???
お父さんの家庭でのポジションは??
先生のお話は以下の通り。
≪お父さんは「なめられたらあかん!」「威厳が大切」っていう気持ちがある。
だから、どうしても「怖さ」「厳しさ」で関わろうとする。
でも「お父さんってすごい!!」っていう尊敬の心は、幼少期の遊びの中から少しずつ育まれる。
”虫捕まえてくれる””木登り手伝ってくれる””走るのも早いし力も強い!””お母さんでは出来ない事がたくさんできて凄い!!”。
この遊びを通して「お父さん凄い!」と敬う気持ちが、
将来的に(多少反抗はあるかもしれないけれど)お父さんを尊敬できる心の土台。≫
納~っ得ぅぅ~~!!
我が夫も「怖さ」「厳しさ」の勢いでモノを言う事が多々ある。
子どものペース(言いたい事)を待たずに、上から威圧的な言葉のシャワー(-_-;)
なので、長男「お父さんすぐ怒るけん」「お父さん言う事聞いてくれんけん」って言う。
「お父さんすぐ約束やぶるけん」って言う。
私は”怒る”ことと”行動を促す”ことは違うと思うのだけれども、
夫は「自分の言った事に対して、その通りに動かないと怒る」ように見える。
だから「ランドセルを片付けなさいって言ったのに片づけない」とすごく怒る。
私は「自分や他人がケガするかもしれない事」や「非常識な事」「大人への態度として間違っている」とかに遭遇したら怒る。
彼らの行動面⇒「片づけて」「ご飯食べて」「お風呂入って」「着替えて」は、
とことん「説得」や「交渉」。
だからとっても時間がかかる。
時間がかかる設定で私も動く(笑)。
少し話が逸れた上に、私の愚痴だ(笑)
すみません、戻します。
お父さんの威厳は≪幼少期の遊び≫から。
だから公園に連れて行ってくれても、スマホをいじっててはダメなんですよね。
≪一緒に遊ぶ≫が大切ということ。
でね、子供が「お父さん好き」って思う為に、お母さんがやることもあります。
≪それは「お父さんの”ただいま~”っていう声にどう反応してますか?」と( *´艸`)
「あぁ(-_-;)帰ってきた・・・」って暗い顔になりますか?
「あっ!!お父さん帰ってきたよ!おかえり~!!」ってパァァっと明るい笑顔になりますか?≫
もちろん後者が正解。
お父さんが帰ってきてお母さんが喜ぶと、子供もお父さんの受け入れが肯定的になるそうです。
何か納得。
≪じゃあ お母さんが笑って「お帰り~♪」って言えば済むのか・・・。
お母さんが無理して笑っている事は子供は見抜きます!
お母さんが自然に笑顔になるために・・・
お父さんがやるべきことは「家事!!」
疲れて帰ってきているのに「家事してね。」は無理なお願いなのは承知。
でも「奥様の為 ではなく 子供の為」に頑張ってほしいのです。
”あぁ帰ってきた、少し楽できる”っていう家事をやってほしいのです。
そうすることで、奥様が心からの笑顔で「おかえり」を言えます。≫
そうよねぇ~・・・。
夜の家事って何かしらね。
放置してある洗濯物を畳むとか?
夕食の食器洗いとか?かしらね。
洗濯機して寝落ちしてる妻を見たら干してくれる・・・とかかしらね。
(夫は”洗濯終わってるよ”って起こしに来ます( `ー´)ノ)
さぁさぁ、このブログ、積極的にパパに読んでもらいましょうね♪
お父さんの愛情はお母さん経由で子供へ充電されるという仕組み。
ここの部分も、普段私が産後のママ達へお話しする事とリンクするなぁと思ったんです。
産後のママは「赤ちゃん」で精いっぱい。
自分が疲れてることも煮詰まってることも気付かない位精いっぱい。
でも、パパは「赤ちゃんとママ」を見ているんですよね。
ママが「赤ちゃんオンリー」で焦点が狭い時に、
パパは「赤ちゃんとママ」と広い視野を持っています。
「だからパパの言う事は案外当たってるのよ」って言う事があります。
例えば・・
「私がこんなに悩んでるのに”気にしなくても大丈夫じゃない?”って言うんです!!」
ってママが怒ってる。
そんな時に使いますね、「案外パパの言う通りかもよ」って(^_-)-☆
パパはママみたいに直接子供の充電器が繋がってなくても
「家族を見渡す」「家族全体の長」っていう役割があるんだろうな・・・と
今回の講演会で再認識!!
もちろん、パパが不在のご家庭もあるでしょう。
でも充電器はママです!!
ママはママの役割、パパはパパの役割
そして子供はちゃんと大人たちを見て成長していきます。
パパもママも行動は全て「子供に繋がっています」。
楽しく明るく笑顔でね!!