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叱って頂くという事

久しぶりの更新となります。

新年度を迎え、何かと慌ただしく日々が過ぎておりました。

長男は小学校へ入学し、次男は年少さんになりました。

三男は相変わらず鼻水垂らしながら保育園へ♪

今年度も育児に奮闘しながら、助産師頑張っていきます!!

さて、表題にもありますが、先日の出来事です。

いつものように公園で遊んでいた息子たち。

長男が枯れ枝で、植わっている木の幹をガンガン叩いている・・・。

幹は皮がどんどん剥がれているので注意しました。

「木が痛がっているよ。無理に傷つけたら治らないし、ここから木が痛んでいくんだよ。枯れちゃうかもしれない。」そんな風に注意をしたと思います。

息子・・・それでもやめない。

「やめなさいって言ってるでしょ!」声を荒げました。

息子・・・なんのその、無視。

そのまま私だけがヒートアップしても無駄なので、しばし間を空けることにしたその時。

知らないおじさんが息子に近づいてきて「ぼく、なにやってるの。」と声をかけてきました。

その声は明らかに怒っている・・・注意する気で口調が強かったです。

私は次男と三男に忙しいふりしておじさんの様子をうかがわせていただきました。

「ぼく何してるの。・・・何してるのって聞いてるの。黙ってちゃ分からないでしょ。何か言ってごらん。」とおじさんの話はスタート。

息子はバツが悪そうに下を向いて身体をクネクネしているだけ。

おじさんは一生懸命長男に注意してくれていました。

おじさんが一通り息子に話をしたあと、顔を上げ私に視線を向ける・・・。

すかさず息子の横に移動し、おじさんの話を聞く。

「今ね、ぼくにも言ったんだけど、ぼくだって叩かれて皮剥がされたら血が出て痛いでしょって言ったんだよ。男の子はね、元気でいいけど、やりすぎにならないように教えてあげないと分からないからね。」と。

私もおじさんに「ごめんなさい」は違う気がしたので「はい。はい。ありがとうございます(注意してくださって)」と頭を下げながら返事しました。

おじさんは私たち親子の目をしっかり見て核心だけ注意して下さいました。

息子は自分が叱られたこともバツが悪い上、自分がしたことで母親も怒られる・・・という沙汰で泣きそうでした。そして剥がれた木の皮を拾って一生懸命はめようとしていました。

「もう元に戻らないよ。おじさんもお母さんも同じこと言ってたでしょ。分かったね。木にごめんなさいして帰ろう。」と声かけし、この件は終わり。

私は「ありがたい」って思いました。

全く知らない人がちゃんと息子を叱って下さるのは本当にありがたいです。

性格によると思いますが、親が注意しても全く効果が無いことがたくさんあります。

声を荒げようと、口調を強くしようと、多少腕を叩くなどの暴力に出ようと、まったくいう事を聞かない長男。

夜に夫に話したら「そうやって注意してくれるのはありがたいよね。」と言っていました。

夫婦で長男にてこずっております(´;ω;`)ウゥゥ

でもこの件を母に言ったら「注意したいけどねぇ~。。。今どきのママさん達が何考えてるか分からないし、怖いのよねぇ。逆恨みみたいなこともあるでしょ??」との返事でした。

母も子育て経験者なので『ああなっちゃうと、親じゃなくて私みたいな知らないおばあちゃんが出ていった方がいいんだろうなぁ』と思う場面はあるそうですが、そして極力首を突っ込むようですが、やっぱりママさんのキャラが分かるまで怖いそうです(^▽^;)

もちろん「余計なお世話!」みたいな態度を取られた事もあるそうです。

子育て現役真っ最中の皆様・・・。

もし”叱るため””注意するため”に話しかけてきて下さった方が居た場合、その方も勇気をもって関わりに来てくださった方です。

しっかり受け止める姿勢をもっていきましょうね。

叱られるということは、恥ずかしい事ではないと思います。

ありがたい事だと思います。

昔みたいに「子供はみんなの子供」そんな風な考え方がスタンダードだといいですね。

ちなみに、その後 公園に出ても木の幹を叩くことはしてません。

年齢的にも私の見えないところで「親以外から叱られる」機会が多くなるであろう長男。

グッと成長するんだろうなぁ~・・・成長してくれないと困るなぁ(;_;)

早く「常識的な行動」がとれるようになってもらいたいです(+_+)

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