お問い合わせ頂いたママに届きますように
今日 電話にてお問い合わせがありました。
「現在混合栄養で育児中だけど、もう少し母乳をあげたい」
母乳の分泌を確認して、赤ちゃんの体重を何回か測りながらフォローしていく事を伝えて予約を取った数分後・・・
再度電話があって、キャンセルと。
聞くと「(長期で)手伝いに来ている母に反対された」とのこと。
お母さんに言われた事は、今更無理して母乳を吸わせるのはかわいそうだ・・・との内容。
確かに、数か月後に仕事の復帰を控え、今更母乳を増やしたところで保育園でミルクの生活です。
お母様のおっしゃることは「効率よく考える」とごもっとものご意見かと思います。
でも、育児しているママは「だからこそ”今”もう少し母乳をあげたい」んですよね。
フォローをして母乳が出るか出ないかは本当に人それぞれなので”母乳の量が増えます”という約束はできません。
それでも、母乳が出ても出なくても「頑張ってみた自分」という自分が、今後育児をしていくうえで自信につながるんじゃないかなぁと私は思っています。
特に、第一子は(私もそうでしたが)仕事は今まで通りやりたい、でも子供と離れるのも後ろ髪引かれる…という、日々矛盾した思いで葛藤することと思います。
その時に「でもたくさんおっぱいあげたもんね、大丈夫だよね」と自分を納得させる材料が有るか無いかは大きいんじゃないかと思います。
(もう少し母乳をあげたい・・・と思っているママは、ね)
そもそもとして、私は母乳で育ててもミルクで育てても、育てることが大事だと思っているので「みんな頑張ってるね!!」という、ママ達への応援熱意は変わりません!
でも、今日お問い合わせくださったママは「もう少し・・・。」と思っている訳です。
こういうママさんは、母乳相談がスタートだったとしても、話をしながらいろいろな心配事やモヤモヤが出てくるかもしれない。案外モヤモヤは母乳じゃないかもしれない。
そういう複雑な心理状態が産後のママなのです。
今回のキャンセルの理由が「お母さんの反対」=「自分はまだ納得してない」印象だったので、「母乳っていう事でなく育児相談っていう形でお邪魔できませんか?」と、珍しく少し強引な営業をしてしまいました・・・。
だって、納得してないまま育児していくママが心配だったから(;_:)
「お母さんが居ない時とかがあったら連絡します」と言ってくださいましたが・・・。
混合で「もう少し」って思うママは、何か自分に自信が持てない部分があるママ達が多いように思います。
頑張り屋さん?まじめ??自分に厳しい???性格だったり・・・。
あとは、出産の時に何か思い描いていたストーリーと違った事がおこったとか。
出産直後訳あって初乳をあげられなかった・・・とか。
でもね、赤ちゃんが育っているという事は、ちゃんと今も頑張ってるんです。
だから、こういうお問い合わせのママには”今も頑張ってるよ”って気付いてもらう手助けをしたいと思ってます。
そんなお節介の気持ちから、やや強引な営業になってしまいました。
もし今後お問い合わせがあってもなくても、今日お問い合わせ頂いたママさんや同じ思いのママさんがこのブログを読んで「そっか、私頑張ってるのか」と、思ってもらえればと思います。
なかなか「自分頑張ってる!」って思えない時は、是非ご相談下さいね。
赤ちゃんが可哀相って言われると黙るしかないママ。
赤ちゃんが可哀相にならないように、私たち助産師がプロの目線からアドバイスいたします(^^)/
もちろん赤ちゃんが可哀相な位問題アリだったら厳しくママをご指導いたします(笑)
今日のママさん・・・モヤモヤせずに育児が出来ていますように☆彡