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助産院

プロフィールにもありますが、総合病院・助産院・訪問看護と職場経験をしました。

その中での助産院のお話をしようと思います。

実は福岡に引っ越しが決まって、妊娠中だった私は、まず「助産院探し」をしました。

が、「え?ない??」とかなり焦った記憶があります。

そうなんです。

きっと福岡では助産院ってあんまりイメージがつかないというかメジャーじゃないというか・・・だと思うので、「良いよ!!」アピールをしたいと思います(笑)

基本情報として助産院に医師はいません。

助産院で妊婦健診や産後の入院や一か月検診をします。

必要な検査(血液検査他)は提携の病院に受診します。

何か異常があれば提携病院へ転院・搬送になります。

が、この「異常があれば」についてですが、「異常にならないように」私たちも声をかけ、妊婦さんもかなり努力をしてくれるので、あまり異常が見つかりません。

そんなところです。

そして私が勤めていた助産院はお食事の評判が良かった!!!

産後の回復に合わせて、産後0~4日目まで、朝昼晩とメニューが違いました!

(一日ずつずれてお産があると、お台所はてんやわんや!)

そして、お野菜たっぷり、お魚料理・・・。

お肉はポトフに入ってるウィンナー二本だけでした。

あとは豆類や豆腐類からのたんぱく質です。

そんな「the和食」がかなり好評でした!

経産婦さんは「またご飯食べられるのが楽しみでなりません!!」と、私たち助産師のお産のお手伝いより食事の期待が多かったくらいです(*´▽`*)

勤めていた私も勉強させて頂いて、助産院メニューはかなりの頻度で我が食卓に並びます。

先日定番メニューの「ひじき煮」を作りながら、思い出したことがありました。

助産院の食事は大好評だったのですが、お一人だけ面白い妊婦さんが居ました。

まだ20代前半の若い経産婦さん。第一子を助産院で産んでのリピーターAさんでした。

妊婦健診でAさんとの会話がこんな感じでした。

A)「絶対ここで産みたいんですけど、何がしんどいって、(産後の食事)全然肉が出てこないじゃないですか!確かスープのウインナーだけでしたよね!?」

私)「よく覚えてらっしゃいますね!正解です!ウインナーだけですよ。」

A)「やっぱり!?そうですよね!?もう衝撃だったんですよ、配膳されてきても配膳されてきても肉が無い!!!次こそ肉か!って思っても全然肉が無い!もうウインナー見て”肉!!”って思って、ものすごく大事に食べたんですよー!」

私)「そうだったんですね。すみませんが、今回も肉はウインナーのみです(笑)」

A)「えぇ~・・・そうですよね、やっぱりそうですよね」

私)「何かご家族の方に差し入れしてもらってね」

A)「え・・・差し入れアリですか!?マジで!?そうなの!?なんだぁ~、配膳される食事以外食べちゃダメなのかと思って、入院中超~我慢してたのに、なんだぁ、良かったんだ!今回絶対買ってきてもらおっ!!」

私)「助産院のご飯も食べてね」

A)「それは大丈夫!美味しいから!ただ肉が食べたかっただけ(笑)」

もう、ビックリでした。

助産院の食事に愚痴言いまくり(笑)

それなら近隣の食事の豪華な産婦人科クリニックに行く・・・という選択肢もあるはずなのに、Aさんはちゃんと助産院に産みに来てくれました。

助産院ってそういう所なんですよね。

お互い(妊婦さん&助産院)のキャラクターを知ってて、メリットもデメリットも納得して関わり合っている。

それをお互い本音で言い合える。

私は、お産は自然がいい!と思っているので、世の中に助産院がもっと増えればいいなぁと思いますし、お産は助産師さん!っていう妊婦さんが増えるといいなぁと思うんです。

もちろん、医療介入が必要なケースは多々あります。

医療を悪く言いたい訳ではありません。

ただ、助産院の知名度があまり高くないので、宣伝活動です(^^)/

病院でなくても、助産師のケアは受けられます♪

私も頑張りますのでよろしくお願いします♪

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