親の心 子知らず
親の心子知らず・・・上手い!!
座布団一枚!!
日本語ってすごいなぁと思います。
昔、私が母に対して「何でそんなことしてるの??」と不思議だったことが、今になってよ~くわかります!!
例えば…
・調味料とかに混ざって、しれーっとお菓子や菓子パンが置いてありました。
「これ何?」
「後で食べようと思って。食べたかったら食べていいわよ。」
「いいよ、お母さん食べようと思ってたんでしょ?」
「でもいいのよ、無きゃ無いでいいんだから。」
「じゃあ半分貰うね!」
・・・・とこっそり夕飯前に半分こしてました。
何で後で食べるんだろう?なんで台所に置いてあるんだろう?という不思議。
でも、今私がやってます(笑)
調味料辺りにしれーっと隠してます(笑)
お菓子置き場は子供達が勝手に探りを入れる。
冷蔵庫はくまなくチェックされる。
・・・そう、子供の盲点!
調味料のところは絶対にチェックしに来ません(笑)
1人の時間に、ゆっくり「ふぅ~・・・」って食べたいんですよね。
おかあさん!
今ならわかるよ!!(笑)
例えば…
・リビングでうたた寝してた母。
23時半とかに「はっ!!寝ちゃった!!ひじき煮なくちゃ!」と急に起きる。
「うたた寝するくらい眠いんだから寝れば?もう11時半だよ。」
「ひじきが水から戻るまでと思ったのにね。大丈夫よ、ミチカは寝なさい。」
「なんか手伝う?」
「大丈夫だから、もう寝なさね。」
「明日にすれば?」
「でも戻しちゃったし、すぐできるから」
「そう?じゃあ、お休みなさい」
寝ちゃうくらいなら水に戻さなければいいのに・・・という不思議。
でも、これ子育て中は普通です(笑)
子供と一緒に寝ちゃって、やっちゃったー!!って後悔しながら夜な夜な起きる(笑)
おかあさん、今の私でもきっと「大丈夫~」って言って、ひじき作るよ(笑)
例えば…
・家族が食事を先に始めても母が来ない。呼んでも「ここ片付いたらね。」「もう少ししたら行くから大丈夫よ。」等の返事でなかなか来ない。
やっと席についてもいつも「何だかお腹いっぱいね」と言う不思議。
「全然食べてないじゃん」
「食べてるのよ、大丈夫よ。」
「だって今座ったんでしょ?」
「でもちゃんと食べてるから、いいから、あなたたちで食べちゃいなさい。」
でも、分かる!
常々(おやつ含む)子供の食べ残しを「もったいない」と食べ、
「この少しの残り・・・みんなの分は無いから食べちゃおう」と冷蔵庫の残り物を食べる。
台所仕事をしながら味見と称して結構つまむ・・・。
そう、食事の時間に必ずしもお腹が空いているわけではない!
これも今はわかる!!
「そうだね、おかあさん。食べなくても何だかお腹いっぱいね。」と共感できます。
私は弟が三人います。
下の二人は双子で10歳離れています。
なので、上記の会話は・・・たぶん・・・・私が高校生とか看護学生で、弟が低学年か中学年位かな??
私も高校生や看護学生にもなると、対等に母と「大人みたいな会話」は出来たけれど、やっぱり「母」の部分は「不思議」でした。
今になって不思議が解決するとは(笑)
そして、先日、私が次男のことを叱ると、長男が横でバカウケ!爆笑!!
「え??なんで??なんで笑ってるの??」と聞くと
「だって、ばあばみたい~!!”ダァメッ!!”あははは~!!」と
物まねまでしてくれました。
その後も次男と三男を叱る場面を見ると、「みっちゃん!あれ言わないの??”ダァメッ”あははは~!!」と、何故か爆笑され続けました。
年を取って、母に似てきてるという事でしょうか??
やることは「母に似てきた」と自覚はありましたが、言い方まで似てきたとは~!!
・・・今後も似ていくんでしょうね(^▽^;)
親の心子知らず・・・・
私の心も息子たちは何十年後かに理解するのでしょうか???
そして、現在の両親の心も私は何十年後かに知るのかな?
そう思うと、それも不思議(*^▽^*)
それにしても、思い起こしてみると、私おせっかいだなぁ(笑)