お仕事スイッチ
助産師として脳みそがスイッチ入ると、色々な事が気になってくるのであります。
先日 保育園の見学に行ったとき…園のトイレが温便座でした。
「へぇ~そうなんだぁ♪」と素直に思えない私。
何故なら…幼児の頃から「和式便座に座る(しゃがむ)」をさせる事って大事だと思うから。
東洋人はお産が上手な骨盤でした。
それなのに、生活が西洋化し、少しずつ少しずつ骨盤の形が変わってきたと言います。
(西洋化だけではなく、電化製品の発達もあると思いますが…)
”しゃがむ”という動作が妊娠を維持し、出産を滑らかにするのにどれだけ大切な動作か…。
小学校のトイレも様式化が進んでいるようですものね。
女の子が和式トイレにしゃがむと排泄できない・・・なんて話も聞きます。
将来少しでも母子ともにストレスの少ない良いお産をしてもらいたい!と願っている私。
保育園は「これからオムツが外れていく場所」
そこからすでに”しゃがむ”を知らずに育つ訳です。
今でも妊産婦さんには”しゃがむ”を指導すると「キツイ」との返事が返ってきます。
25年後…私は助産師でありたい。
今よりもっと”しゃがむ”を指導するのに苦労するのであろう(笑)
覚悟しておいてね、今の乳幼児達!!!
そして、世の女の子のママ達は、和式便座で上手に排泄するのは安産の練習と思って
時々させてあげてくださいね!!
温便座でここまで考える、助産師脳(笑)
明日も助産師脳の中身をお伝えします(^^)v