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産科領域の事情

久々の更新になります。

ココの所 HP見ました♪ という問い合わせが更に増えて嬉しい中西です。

私が予約を受けられない時は、役所に電話するか、日本助産師会のHPから開業助産師を探してみるよう声かけをしていますが。。。

自分で日本助産師会のHP確認したら、なんと!!私の開業が載ってないではありませんか!!!

Σ(゚д゚lll)ガーン

あれ???

あれれ???

手続きしたんだけど・・・??

助産師会費も落ちてるんですけど・・・・??

確認いたします。

闇開業みたいで申し訳ないですが、ちゃんと公の営業です(笑)

さて、先日同い年のお友達から妊娠報告♪がありました!

おめでたい♪♪のですが、同時に相談が・・・。

「出生前検査をやるなら次の健診でやります。その時にやらなかったらもうしません(できません)」って先生に言われたんだけど、やった方がいい??と・・・。

私と同い年=今年40歳なので「高齢出産」ですね。

そして友達はお嬢さんを二人授かっているので「ん??出生前検査??」と

今まで縁のなかった話がひょっこり出てきて動揺している様子。

私の返事は「検査をすることで方針が夫婦で決まっているなら受けてもいいと思う」

仮に異常があると判断された場合、夫婦で方針が決まっているのかという事が大切かと思ってます。

例えば「異常があれば妊娠をあきらめる」とか「異常があれば仕事を辞めて子供を迎える準備する」とか・・・。

でも、それ以前に「結局生れなくちゃ分からないのが命」という根本的な考え方が私にはあります。

異常が無いと判断された胎児が、生れてみて「異常あり」という事例は(少ないけど)あります。

染色体異常だけでなく、生れてからわかる病気もたくさんあります。

赤ちゃんの時は問題なくても成長する上で発達障害が出てくることも有ります。

新しい命はそのくらい未知数なのだと思っています。

妊娠をあきらめる選択が「悪い」と思っていません。

女性の権利だと思います。

ただ、納得して諦めて欲しい・・・とは思いますね。

出生前検査に関しては、”妊娠初期に行わなければならない””検査結果が出てから妊娠を継続するか否かの決断の時間が少ない”というプレッシャーがある事なので、よく考えて受けられたらいいなぁと思ってます。

きっと第二子・第三子・第四子??は40歳に引っかかってくるかもしれない方もこのブログを読んでくださっていると思いますので、このブログで少し考えて頂ければなぁと思います。

そして・・・ここのところ「妊活相談?雑談??」を後輩の助産師としております(^^)/

後輩はまだまだ若いのですが、仕事の「夜勤免除等」の都合でかなり直近で第二子を産みたい!!

が、毎月「また生理来ました~(´;ω;`)ウゥゥ」とあれこれ雑談をしている訳です。

「検査した方がいいですかね??」「まぁ~気になるならあれこれやってみたら??」

「タイミングより回数ですかね??」「まぁ~めぐり合わせだからねぇ」

こんな頼りない返事しかできない私に一生懸命相談してきてくれる後輩が可愛い♪♪

ポコポコ妊娠した私に(笑)妊娠のコツを一生懸命聞いてきてくれるけど(笑)

私もどうやって妊娠したかはよく分からない(-_-;)

明らかに排卵日を狙って「こりゃ確実♪」と思っても妊娠しなかったり、「えぇぇぇ?妊娠?いつ排卵したんだ、私(-_-;)」と思うこともあり・・・。

アレコレ助産師として情報を持ち合わせている後輩ちゃんは手あたり次第頑張っているので「やりたいだけやったらいいさ!!」と私は見守る感じ。

そして「高価な壺とか買い始めたら止めに入るわ~(笑)」と締めくくっております。

でも冗談ではなく「何かにすがる」気持ちは絶対に生まれてしまうと思うんです。

「妊活に良い」とされている様々な情報。

私は「○○がいい」「▲▲が必要」色々あるけれども、結局は自分の身体と相性が合うかどうか・・・かと思います。

「砂糖や小麦よりお米」⇒「何食べたらいいんだ」

こうなりますよね。

この食事の事は、産後のおっぱいの悩みと非常に似てます。

「産後は和食中心にして脂っこいものは控えて」⇒「ずっと焼き魚と煮魚しか食べられないのか?」

こうなっちゃいます。

何事も「ちょっと控えてみて、案外体調が良くてストレスが無かったらもう少し控える」みたいな感じで、自分の身体に合う”落としどころ”を見つけることが大事じゃないかと思います。

産科領域は「結局生れなくちゃわからない」とか「この手段で絶対妊娠するって言いきれない」とか、のらりくらりの領域です。

お腹の赤ちゃんを無事に産みたい、可能であれば子供を授かりたい・・・

私たち医療者が出来る事は最終的に「気持ちに寄り添う事」なんじゃないかなぁと思います。

私は今はおっぱいの開業なので「お産」「妊娠期」とは少し離れますが、産後のママにも「寄り添う事」を忘れずに助産師を続けていこうかと思います。

お友達と後輩ちゃん♪応援してます♪

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